(1)コモンディジーズへの対応
診療所において、非選択的な外来診療・訪問診療ができる。発生する疾患の大半を解決でき、必要な場合はコンサルテーションができる(内科・小児科・整形・皮膚科の能力)。EBM、予防医療を重視したよく訓練された臨床能力を持つ。慢性疾患の管理ができる。
(2)良好な医師・患者関係
良好な医師・患者関係を築くことができる。NBM、家族アプローチ、行動科学などに関する理解と実践能力を持つ。患者中心の医療、家族志向の医療を提供できる。
(3)地域保健医療
地域保健医療活動を重視し、地域の健康問題に対して科学的にアプローチできる。地域の医療・福祉のネットワークを理解し、参加することができる。
(4)指導医・研究者・生涯学習者
指導医として、学習者中心の臨床教育を実施できるようになる。臨床疫学やプライマリケアに関する研究を行う基礎的能力を持つ。生涯学習者として、自己決定型学習を実施できる。常に新しい情報にアプローチし、実際の診療の質を向上させることができる。
(5)チームのリーダーとしてスタッフと協力し、その責任者としての役割を果たすことができる。
Show-case Portfolio(最良作品型ポートフォリオ)エントリー領域 18
「こういう医師を育てます」
| 診療について重点を置くポイント | 診療所外来で非選択的・包括的に診療する能力 | 診療所・小病院において、非選択的にみることができ、人口の少ない地域でも、とりあえずその医師がいれば一般的な健康問題のほとんどを解決できる。 |
|---|---|---|
| 外来小児保健 | 小児の日常病・乳幼児健診・予防注射などに精通している。 | |
| 外来での脳血管障害管理 | 予防、リスク(高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなど)の外来での管理、脳血管障害の慢性期の外来管理治療と再発防止、生活支援に精通している。 | |
| 自殺予防とこころの問題に対する外来診療 | 自殺の危険因子であるうつ病の外来での早期発見、管理治療に精通している。また、パニック障害、身体表現性障害などのこころの問題に精通している)。 | |
| 高齢者の慢性筋骨格系の問題に対する外来診療 | 腰痛・関節痛(どの関節かは明記)などに精通している。(薬剤管理、関節内注射やトリガーポイント注射、リハビリテーションを含む) | |
| 訪問診療在宅緩和ケア | 在宅緩和ケアや在宅看取りなどを実践する。24時間365日対応するシステムを積極的に構築する。肺炎などの急性期の問題もできるだけ在宅で行い、かつ必要に応じて速やかに入院検討の判断をする。 | |
| 予防医療・ヘルスプロモーション | 科学的なデータに基づくEBMの観点から、予防医学に精通している。 | |
| 認知症の診療所外来診療 | 認知症の診断と治療を適切に行う。家族や地域の医療福祉機関と連携し、認知症があっても家庭で生活していける環境づくりを目指す。グループホームなどでの認知症診療に精通している。 | |
| 上部消化管内視鏡 | 小病院にて健診目的の上部消化管内視鏡(生検を含む)を安全に実施でき、癌の早期発見に努める。 | |
| 救急医療・休日夜間のER当直 | 小病院での救急医療(1次~2次)を行うことができる。 | |
| 家庭医の特徴となる能力 | 患者中心の医療 | EBMとNBMをバランスよく活用し、良好な医師患者関係を築きながら、患者中心の医療を実践する。 |
| 家族志向型のケア | 日常の診療において、家族全体の健康を念頭に置いたアプローチができる。 | |
| 地域包括プライマリケア | 患者背景としての地域を把握する。地域全体を視野に入れ、ポピュレーションストラテジーに基づいたリサーチやプロジェクトを行うことができる。 | |
| 医師としての一般的能力 | 生涯学習能力 | 生涯学習スキルを理解し、実践し、問題解決の方法を示すことができる。 |
| 指導医として | 積極的に後輩教育をして、若手医師の教育の拠点となる。若手医師のモデルとなる(医者が集まる!) | |
| チームリーダーとして | スタッフと協力し、その責任者としての役割を果たすことができる。 | |
| リサーチスキル | 地域医療の発展にとって必要かつ重要な臨床研究を行うことができる。 | |
| ネットワーク作り | 他の家庭医や臓器別専門医、医療福祉機関と良好な協力関係を築き、保健・行政と良好なネットワークを作ることができる。 |
※青森県は脳血管障害の罹患率が高く、リスクの管理や慢性期の管理、再発予防などが求められている。また自殺の多さが問題となっており、そのリスクとなるうつ病の早期発見・管理治療に精通することが必要である。
高齢者の慢性筋骨格系の問題が多く、きちんとした対応ができる能力が求められる。
Show-case portfolioの内容
| 診療について重点を置くポイント | 診療所外来で非選択的・包括的に診療する能力 | 筆記試験。 内科・小児科以外の幅広い疾患をみたというリスト作成。広い世代を見たというリストの作成。 一人が多科にまたがる問題を持っていた例の提示。 |
|---|---|---|
| 外来小児保健 | 乳幼児健診100例、予防注射100例を行ったことをリストで示す。 軽い症状や訴えで受診したが、実は重症疾患で、小児科に送ったという症例を提示。 |
|
| 外来での脳血管障害管理 | 脳血管障害管理のclinical indicatorは何か?それを評価の指標として取り入れ、パフォーマンスの評価を行う。 | |
| 自殺予防とこころの問題に対する外来診療 | 自分の外来にてpick upしたうつ病、パニック障害、身体表現性障害にて、管理治療が上手くいった例を提示。うつ病に関しては、更に専門家にコンサルテーションした例を提示。うつ病に関して診療所や地域でプロジェクトを一つ取り組む。 | |
| 高齢者の慢性筋骨格系の問題に対する外来診療 | 腰痛・関節痛を主訴として外来受診した人それぞれ100例。 腰痛・関節痛に関して初期研修医に対して1.5時間のワークショップを主催する。 レントゲン写真の読影と身体診察についてOSCE。 |
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| 訪問診療 | 在宅ターミナルケアを主たる担当医として5例。 在宅のまま肺炎の治療を行い治癒した例を提示。 | |
| 予防医療・ヘルスプロモーション | 診療所でプロジェクトを1つ行う。 |
|
| 認知症の診療所外来診療 | 初期研修医に対して1.5時間のワークショップを主催する。 | |
| 胃カメラ | 胃カメラ150例。生検30例以上。生検による合併症発生率10%以下(どういったものをpickupする?) | |
| 救急医療・休日夜間のER当直 | 小病院での救急医療(1次~2次)を基本的に一人で行うことができる。 | |
| 家庭医の特徴となる能力 | 患者中心の医療 | 適応することで上手くいった症例を提示。 |
| 家族志向型のケア | 適応することで上手くいった症例を提示。 | |
| 地域包括プライマリケア | リサーチまたはプロジェクトを行う。 | |
| 医師としての一般的能力 | 生涯学習能力 | Clinical jazz30例。(EBMのプロセスを踏まえて文献検索) |
| 指導医として | 外来プリセプティング50回。 |
|
| チームリーダーとして | チームリーダとして積極的な役割を果たした例1例。 | |
| リサーチスキル | 臨床研究を1つ行い、学会に口演発表する。Master of Pablic Healthなど一定の資格取得を目指す? | |
| ネットワーク作り | ネットワークを形成して成功した症例1例。 |










